ご無沙汰でございます。

来てしまったこの時が、2009年の5月が。

このブログ、前回の記録から、まあ随分と時間が経ってしまいました。
失礼いたしました。
私は平穏に過ごしています。とても穏やかな日々。
今までいかに、無謀な戦いをしていたのか知らされました。

なぜ、ブログを書いてないかと問われるならば、
うーん、正直ネットが面倒になってきたかなー。
皆さんどうです? メンドクサイことない?
最近は、パソコンを開くよりも、お友達に話す回数を増やしてパワーもらってます。
やっぱ、パソコン向かってるより、人と話してる方が、生き物として健全やと思うから。

と言いつつ、こんなブログでも見ていてくれる人もいるようだし、
ちょっと動きもあったので、書いてみちゃおうかな。

さて、2009年、5月です。
映画・ジョーズの登場シーンばりのBGMで、この時が来るのを恐怖に感じていました。

この5月は、時間の経過を感じるふたつの出来事があるから。
一つ目、私の人生に革命が起きてから丸1年が経過したということ。
二つ目、以前の職場を辞めてから5年が経過しているということ。

うーっっ。
なんだか苦しい。息ぐるしい感じなのだ。
どんどん時間はすぎていくのに、何やってんだろ。という感じ。

一つ目の革命とは。
昨年の今、取材をきっかけに自分と向き合うことを決めたことです。
「アトピーは必ず治る。治すのは自分」
ある冊子を作る仕事を通じて、偶然(必然?)にも巡ってきた出会い。

こんな自分でもアトピーから脱することができるんだ!と
強い確信をもって、体質改善に臨んだものの……。
やっぱり、私は弱かったなぁ。ステロイド断ちができなかったし、
確実に良くなっているものの、治療を続ける気力・資金が続かなかった。
でもま、ボチボチとゆっくり続けています。
もちろん、断食で教わった食事もね。続けてます。

そして二つ目、田舎暮らしに区切りをつけてから、もう5年が経ちました。
その間、山小屋へ行ったりナンだりと、楽しくも充実していたんだけど、
あの時の自分と比較してしまうな。

どうして、たった5年でこんなに老け込んでしまったんだろう(気持ちの面で)、と。
お気楽プータローのままでいられないのは当然なものの、
とても気が小さくなってる、いろんなことにパワーがなくなっている感じ。
悪い流れに流されている感じなのだ。

一部の方は、そろそろアレと結びつけていることでしょう。
そんなんです! 
THE BOOM 15周年に、私は以前の仕事を辞めたのでした。
だから、今年は20周年。楽しみだったものの、ナゼか気力がみなぎりません。

15周年ライブの時は、
大阪城ライブ後の月を見た後、愛車で東へと走り(高速を使わず)、
東京の武道館に参戦。最高に楽しかったぁ!
3月末に仕事を辞めたはずが、あっちへフラフラ旅を続け、
ようやく5月に埼玉の実家にたどり着くという、車中+路上テント+一部海外旅行生活。

あーあの自由、あの、「世界は広いなー楽しいなー」という感覚。
どこで無くしてしまったんだろう……。

そんな私に追い討ちをかけるように、20周年ライブは、野音で開催w(゚o゚)w
なぜ??「武道館でまた会いましょう」って言ったじゃん、MIYA!!
ま、行きますよ、行きますけどさ。(イマイチ自主性が感じられない私)

と、ダラダラ、ホワーンの平穏で単調で、穏やかに日々を繰り返していたころ、

ドッカ~ンannoy
来ました。富士山爆発のような出来事が。
あまりに突然なことに、小さな心臓が対応できず動揺してます。
落ち着いて、さぁ、ヒ・ヒ・フー。深呼吸や!

いやぁ……、神さまっているのねheart

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断食後の変化は継続中

断食後、変わったことがたくさんある。

驚いたのは、周りの人が変化していること。
私が自分の体のことを考えるのは当然だけど、周囲の人も「健康」とか「食べ物」について考えるようになっているのだ。

まず、親が変化した。
有機農家の団体で働いていた頃からも、いろいろ言っていたけど効き目がなかったのに。
断食から帰ってきた途端、自分たちから進んで、添加物が少ない食材や国産野菜なんかを(前よりも)選ぶようになっている。
塩分や甘さを控えめにしたり、手作りを心掛けるようになって、行動的になったと思う。
親子の会話も増えた(←劇的な変化!)。

そして、友も変わった。
自分も体を大切にするようになった、とか、諦めていた不健康生活に区切りをつけようと思う、というメールをもらったりもした。
また、私の体調に対してとても気を使ってくれる。

それだけ、一ヶ月の断食というのが、周囲にとってインパクトがあるってことなんだなぁー。
実際、自分の体も心も変わっているし。良い方向へ。

いちばんの変化は、(一般のお店で)外食やお茶することが、なくなったこと。
というより、出来なくなった。
変なもの、怪しげな食品を口にすると、即効で体に出るようになってしまったから。

断食施設を出たその日、
思わずいろいろ食べてしまったら、即効で顔が赤くなった。
断食中の1ヶ月間は、顔が赤らむことはなかったのに!

そして、舌がしびれる、ノドに苦い感じが残る、ムカムカする、なんて事態に……。
赤い顔を鏡で見た瞬間は、ドーンと恐怖に包まれた。
もしや、このまま外食が全然できなくなる?
世間と隔離された食生活しか出来ないんかい?と。
そんな恐怖体験から、「食事は自分で作る!」が基本となる。

断食から一ヶ月たった現在も、先生たちに教わった食生活をベースに実践中。
朝は、果物と野菜。
昼は、餅か麺類かパン(全部・精製していないものを基本に)
夜に、玄米+野菜+キノコ・魚介類
あいだに、煎餅とかをバリボリ食べる。

と言っても、外出すると誘惑が多くて、食べたい気持ちとの戦いが始まる。
そんな弱さから「コレぐらいエエやろ」、と気軽に缶入りココアを飲んだ途端、
“オェー、ウゲーー”が止まらなくなった。
なんと歩けないほどに……。
なんてこった、コワー!!

んなわけで、正体不明物は口に出来ない。
おっかなくてさぁ~。
とくに、添加物が多いもの、お菓子類はNG。

だから毎日、自分のために食事を作る。
それがまた、うんまいんだぁな。

私って、いつからこんなに料理上手になったのかしら?と思うほど。
というのも、我が身に料理のセンスがないことはしっかり自覚していたから。

1人暮らしをしている時は、「これ、自分以外の人に食べさせるのは無理やろ」と思うほど
美味しくない料理しか作れなかったし、
山小屋従業員時代に業務として調理をしても、全然上達しなかったし。

そんな私でも、食材が良いせいか、ササッと作っても大抵美味しい。
あー、うんまい。クッタァ。クルシィ。を毎日繰り返してます。
(いつも作りすぎてしまい、食いすぎてしまう……)

以前の食生活とは、全く違う私。
まだ、痩せぎすの骨皮筋子だけどね。
肌のほうは、良い状態を保てるようになってきたし。

玄米菜食・継続中(今のところ)。
外出中に誘惑に負ける機会は増えてきているけど……、、、。

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半年ぶりのご褒美

更新が中断してるじゃないか! ホントねぇ、スミマセン。
もう、家に戻って元気に過ごしています。
断食のときの話を書くと時間がかかるんで、とりあえず近況報告から。

年末年始の現在は、断食で一ヶ月遊んだ分の小銭稼ぎのバイト中。
断食後も、新しい生活をスタートさせるために、バタバタしてました。

毎日、玄米菜食続けてますよ~♪
料理するのが楽しいし、素材が素晴らしいから、
食事のたびに「ウマイなぁ・幸せやー」とつぶやいてます。

というわけで、私の断食日記はこれからが盛り上がるのに!
という所で中断中ですが、更新は、もうチッとお待ちあれ。

***

今日は、愛しのMIYAのライブに行ってきました!
体調がずっと悪かったので、行けるはずのライブにも参加できず、半年ぶりのライブ。
ブラジルツアー後の凱旋ライブなんて前から3列目!だったのにィ…(未だに後悔)。

半年ぶりのライブは、泣きっぱなしでした。
こんなに熱い涙を流したのはいつ振りだろう。
そして、これほどライブで泣いたのも初めてのような気がする。

半年前は、その後の自分がアトピーと戦うことになるなんて考えもしなかった、
この半年の間、MIYA達は夢のブラジルツアーを成功させていた。

お互いの半年間に起こったいろいろなことを思い起こしたり、
ガンガズンバというバンドを始めた頃のことを思い出したり、
“あふれ出す涙”と“こぼれ落ちる汗”が、ホールを潤していった。

断食で私は変わってしまったのです。
それを実感させてくれるライブだったかもしれない。

人目を気にしたりすることもなくなって、すごく踊りまくった。すごく大笑いした。
無理に止めないでいたら、ポロポロ出てくる涙から、今の自分を感じられた。

あぁ、良かった。今年の一年はとても良かった。

断食のときに教わった“人生に大切なことは「愛と感謝です」”という言葉を
思い起こさずにいられない夜だった。

ライブ最後にMIYAが語った言葉、「嘘のない音楽・信じられる関係……」。
来年も必ず、MIYAの音楽で解放されるんだ。

それにしても、カッコイイぞ!MIYA~。
半年間で前よりずっと、体力つけてパワフルに踊ってた。
腹筋スゴイし(ありゃ脱ぎたくもなるさな)。

というわけで、大晦日は紅白歌合戦でございます。
ガンガズンバ&THE BOOMを、お見逃しなく!
なんて幸せな年越しなの~!

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断食施設22日、アトピー地獄 ~彼女の場合~

私がココに来てからしばらく後、重度のアトピー女性がやって来た。

顔が赤く、肌は見るからに痒そうに乾燥している。
その人は、時々体をかきながらも、積極的に周囲へ話しかけていた。
それだけでスゴイなと思う。
私なんか、肌がヒドイ時は人と目を合わせることさえ出来なくなるから。

彼女の人生は壮絶だった。
幼い頃からずっと途切れることなくアトピーと戦っている。
生まれ育った場所を離れ転地療養のために九州で生活するも良くならず、
東京や高知・関西などの有名な皮膚科をたずね歩き、何度も入院し、
漢方から食事療法・あらゆる民間療法を試みているのだ。
アトピー患者の行列ができるような有名な先生にも診てもらっているという。

そして一時期良くなり看護婦になれたというのに、激務にてアトピーが悪化し、
現在は休職中というのだから、なんていう悲劇だろう。
子どもの頃からのアトピー体験から看護婦を目指しただろうに、
その頑張りもむなしく、生活も学校も仕事もアトピーによって断絶されてばかりなのだ。

そんな境遇なので、重度のアトピー患者の友達が多いらしい。
寝たきりのままな若者の話など、聞いているだけで息が苦しくなった。

私も、生まれてずっとアトピーに苦しめられてきた悔しさがある。
でも、彼女に比べたら全然だ。

その子も、私と同様、1ヶ月の予定で来ていた。
「断食って、治療の最終手段のような気もするけど、出きるかどうか不安で」
と来た直後は明るい顔をしていたのだけれど……。

結果的に、彼女には断食が合わなかったようだ。
食べないと頭痛や吐き気が激しく、お粥などが続いた。
肌がよくなる兆候がないまま時間ばかり過ぎる。

結末は突然やってきた。
なんと、白内障が悪化して目が見えなくなったので帰るという。
片目が急に見えなくなっているので危険だから、手術することになるだろうと。
アトピーの場合、顔を引掻いたりすることから、突然悪化するらしい。

その表情は、毎度のことと言うような諦めが漂っていた。
「手術は仕方ないけど、入院するのがめんどくさいなぁ」と軽い感じに語っていた。
“また、ダメか……”
そんな心の声が伝わってくる。

「みうらさんは調子いいみたいですね」と言われ、返す言葉がない。
「諦めないで!」とも「いい治療が見つかるはずだから」とも言えない。
あれだけ戦っているのに、きっと治るよなんて、絶対言えない。

でも、気持ちで負けちゃ、やっぱりダメなんだ。

私が、自分もアトピーが治せるかもしれないと「革命」が起こった時のように、
きっと治してみせると彼女が思えるときが来ることを願う。

その、私の「革命」については次にでも。

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断食施設21日、断食コミュニティ

停電によって、一晩部屋を変えることになった翌日、
施設長の奥さんが、「昨日はゴメンね」とハーブティをご馳走してくれた!
というわけで、昨日同室となった彼女と奥さんとティータイム。
その時間から、この場所を中心としたコミュニティが広がっていることを知る。

山小屋の従業員だった頃も、同じ驚きがあった。
あんな山奥の小さな小屋で、濃い人間関係が発生しているのを知った時だ。
小屋主と常連さん、スタッフと常連さん、常連さん同士など、
その人としか語れないことや、その場所だけの“特別なつながり”があって、
それを、拠りどころに生きているような人たちがいることに、驚かされたものだった。

そういう関係性が、ココにもあった。
施設長のご夫婦に魅了され、休みが取れると断食に来る人がいる。
そのリピーター同士で仲良くなり、普段でも連絡を取り合う人がいる。
同じ病や課題を抱えたもの同士、親類以上の仲になる人もいるそうだ。

そういうわけで、年末年始は半年前から予約で埋まっているという。
すごいでしょ?
食べることが楽しみのお正月に、断食しようというのだから。

もちろん、断食によって体がリセットできるのを理由に来る人もいるし、
心のメンテナンスに来る人もいるはず。

でも、ココのスタッフにしか話せないことがある、という人もいるらしい。
昨日書いた彼女も、普段から断食のことを相談できるのは、
ここで知り合った人か、ココのスタッフだけだと言っていたし。

こんな山奥に、全国から相談を持ちかけられ、寝る間も惜しんで働く夫婦がいる。
その姿をみて、これぞ天職だなと思わされた、ハーブティの味だった。

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断食施設20日、停電からの収穫

食事前の時間帯、突然電気がつかなくなった。

山の上だし、よくあることかと復活するのを待つが、いつまでも真っ暗。
目を開けても閉じても、真っ暗闇だ。
さすがに、山の中だな~と気長に待っていると、
スタッフの動きが慌しくなり、今晩中の復活は無理との結論が出る。
10年以上のこの施設で初めてのことだそうだ。
それも、私たちが滞在している部分だけ。

という訳で、別な部屋に移り、隣の人と相部屋になって一夜を過ごす。
それは、とても興味深い夜となった。

断食に来ている人は、ダイエット、過食・体質改善が多い。
正直、アトピー体質の人とは情報交換したものの、
過食の人は、他人事だと思い込んであまり話をしていなかった。

相部屋になったその人は、過食に苦しむ女性。
話すうちに、その悩みがアトピーと同じなのが分かってきた。

彼女が言うには、「過食」を「食べすぎ」としか思われていないことも悩みらしい。
実際には、人生を揺るがす大きなことになっているのに。
彼女は過食のため、仕事も辞めてしまい、
どうしようもなくなって、今回、長期断食に挑戦しているのだから。

過食のスパイラルは、こんな感じで襲ってくるという。
仕事でのストレスがたまると、そろそろヤバイと分かっていても、
食べたい欲求が高まってくる。
食べても解決にならないことを承知で、ドカ食いを止められないらしいのだ。

大量のジャンクフードやお菓子を買い込んで、一気に食べる。
そして、体調を壊す。
その後、食べてしまったことを後悔する鬱状態がはじまり、
人とも会いたくない、外にも出たくない、何もしたくない……、と
引きこもり状態になるらしい。
それを何度も繰り返し、とうとう仕事まで辞めてしまったのだそうだ。
それも、自分が過食してしまうことを他の人へ打ち明けられないと言う。

肌がヒドイぐらいでそんなに大変? とか、
自分で自分をかきむしる自虐的な行動に走ってしまう辛さ。
アトピーと過食の違いは、肌に出るか食欲に出るかの違いだと思った。

“断食へ来る人は、それぞれテーマを持っている”
ココのスタッフが言っていたけど、本当にそうなんだなぁと身にしみた。

彼女が長期断食を決めたのは、
過食が治った人がいること、ココのスタッフが親身に相談に乗ってくれること。
といっても、彼女はこの場所に短期断食で通っているリピーター。
だから、長期だといって本当に過食を止められるのか不安があるのも事実。
お互いの悩みと目標を語り合えた収穫ある夜。
彼女の挑戦が、実ることを願って布団に入った。

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断食施設19日目、紅葉で田舎満喫

本断食をいったん中断して、お粥と味噌汁を朝夕とっている。
少ないカロリーのはずだけど、とても元気。
ふらつくこともなく、頭もシャンとしてる。

というわけで、お風呂までの道を歩いてみた。片道2時間の田舎道。
もう、ニッコニコのハイキングだ。

整えられた田畑、よく働く地元の人たち、軒下にぶら下がる干し柿。
冬への備えをしている様子や、建物の様子から地域の暮らしぶりが、
じんわり伝わってくる。

ココで食べる野菜は、とても柔らかく優しい甘い味がするのだけれど、
この地域の農産物をつかっていると聞いて、納得。
食べるたびに、体がほっこりしてくるのだ。

そして、紅葉の名所でもあるので、少しの時間、観光を楽しんできた。

とんでもない人手。
みな、晴れやかな表情で、黄色や赤の紅葉たちに包まれている。
久々に大勢の人の中にいると、これからの日々を考える。

こんな華やかな気持ちで外を歩くのは、何ヶ月ぶりだろう。
この絶景の紅葉を忘れないだろうなと、ゆっくりと舞う落ち葉を見つめ続けた。

これからも、こんな心やすらぐ機会を増やしながら生活したい。
それには、体調管理を維持しなくちゃ、と前向きな気持ちになれた。

そんでもって、観光地に付き物の誘惑の匂い……。
事前に計画していた「甘酒」を、体いっぱい味わって頂く(フフ、天然物だしエエやろ)。
ほんの一杯なのに、お腹が苦しい。しっかり胃が小さくなってるゾ。

それにしても、周囲を見ると、まぁよく食べるわ飲むわ……。
こんな食欲に戻らないようにと、この違和感を脳に刻むためマジマジ見つめる。
と同時に、やっぱり食べたい気持ちが交錯し、周囲の料理にボー然と見惚れる。

今日も良い一日やったな~。そう思いながら眠りについたのだった。

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断食施設18日、今後の豊かな食生活

今、いちばんの楽しみなのは、ココを出てからの食生活。
それを考えるうちに、自分の来た道、財産について、自覚させてもらっている。

アトピーを本気で治したいなら、3ヶ月の断食が必要と言われた。
それはさすがに難しいと1ヶ月にしたのだから、
この変化を継続させるためにも、断食を終えたら生活全体を変えなければいけない。

まずは、食生活をココの状態のまま維持することが肝心。
というわけで、帰ってから、すぐ玄米菜食を始められるように食材調達を準備中。

玄米・海産物は、昔の職場から。
有機栽培の野菜は、昔の同僚から。
有機の加工品・ダシ関係は、友人達から。
調味料などは、厳選した生協に勤務する友人の生協に加入して……。
まさに顔の見える食材ばかり。

それらは今まで、たまーにしか買うことが出来なかった。
正直高いから。
素晴らしい食べ物であるのは分かる。でも、生活に取り入れるには贅沢品だった。
でも、ココへ来ていろいろ勉強する内に、結果論として安くつくんじゃないか、
と考えられるようになった。

いままでの生活は、体調を度外視し、心が不安定なまま仕事をしていた。
徹夜の仕事となると、いつも栄養ドリンクとお菓子ばかりを口にした。
そんな時に、友人の米や新鮮な野菜があると、何よりのパワーをもらえたものだ。
「こういう食べ物がどんなドリンクより効く!体が喜んでる~!」
のに、その食材で生活するのは難しいと思い込んでいたんだ。

結局、いつもの悪循環におちいることになる。
無理して働く、時間がないと食事もおろそかにコンビニのパンを食べて終わりとか。
その後体調を崩す、同時に肌が荒れる。
何も出来なくなって仕事も進まず……。
自分の行動が、自己嫌悪として跳ね返ってきた。

このままじゃイカンというところまで来てやっと、日々の生活の大切さを知った。

そのことで、私の財産を知ることになる。
本当の安心安全のために不可欠な農産物を、
多くの困難を承知の上で作っている人たちが、私の周りにはたくさんいる。
今更ながら気づかされた。
これぞ、私の財産。

これからは毎日、田畑で頑張るみんなの顔を思い浮かべながら
贅沢な食事ができる!
なんと豊かな日常だろう。
みんなの仕事が、私の体を作ってくれる。彼らへの尊敬と感謝がふくらんでいく。

美味しい食材を活かせる献立を考える今が幸せ。
これからの暮らしが楽しみで仕方ない。

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断食施設17日目、途中経過

体調の変化を書いておきましょう。

11月17日(月)に着いてから、
17~18 : 玄米+味噌汁
19 : 味噌汁のみ
20~26 : 本断食
27~12/4 : お粥+味噌汁
4~ : 本断食

というメニュー。
本断食(水だけ)は、全然苦じゃなかったものの、
どんどん痩せてしまい、このままじゃ外見が病人なので、お粥を摂取することにした。

肌の調子は、良い。
ココに来た日などは、新幹線の移動が不安なほど、全身赤くただれていた。
朝起きた時も、苦しくて動けない状態だったのだから。
それが、4・5日目には確実に肌が良くなっていった。
水だけになると、グングン肌が強くなっているのが分かった。

ただ、お粥を取るようになると、少し戻ったような感じ。
食べ物を入れることで、こんなに肌に影響が出るのかと愕然とする。

それでも、劇的に肌が改善するということはなかった。
普通の人のような、きめ細やかな肌にはなっていない。
それは、それ。落ち込んでなんかいられない。
ココで大事なことを教わったから。

『自分の体について、誰かに治してもらおうと考えている内はダメ。
 まずは、今までの生活習慣がこんな体を作ってしまったことを自覚すること。
 治るために専門家にサポートしてもらうにしても、
 自分が自分の体を治すんだ、という強い意志がないかぎり、治ることはない』
本当にそうだと思う。

もう、だいぶ分かった気がする。
どうすれば肌が正常に機能するのか、を。
食事方法やノンストレスによって、肌が整えられることが分かったのだから、
今までとは意識がぜんぜん違う。
自分が、普通の人の肌になるはずがない、という思い込みがなくなってきた。

これによって、断食に挑戦することを決意させた、
“次なる課題”に、気持ちが移行していった。

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断食施設16日目、ダイエットという重圧

断食というと、特別な意識をもった人が取り組むことのような、
一般的でないイメージがあるはず。
精神修行的な、「なにもそこまで」という雰囲気が漂うもの。
自分も、申し込むまでそう思っていた。

でも、実際来てみると、参加者の一番の目的はダイエットだったりする。
雑誌やテレビで取り上げられているのをみて、
一気に痩せられる、それも毒だし(デトックス)効果もあり、肌までキレイになる。
ということで、参加する人が多いみたい。

だもんだから、来て2・3日で後悔している人が多い。
食べられないことの辛さと、それぞれの好転反応(頭痛・吐き気・眠気など)に
苦しめられるからだ。

でも、その壁を乗り越えると、ほとんどの人が痩せていく。
2週間で、12キロという人もいるそうだ。
みな、「何キロ痩せた?」を会話のネタに、お互い励ましあっている。

なんだかなーと思う。
だって、ダイエット目的で来る人のほとんどが、そんなに太っていないのだから。
なのに、大学生も多く、社会人でも有給を使って来ているなんて。

実際は、この断食で痩せても数ヶ月で戻ってしまい、またココに戻って一気に痩せる。
を繰り返す人が多いらしい。
「そりゃ、ココに来れば一気に痩せられるんだもん、嬉しいよ。でも続かない……」
と、嘆くリピーターが多い。

食べることで満たされる人間の弱さをついて、食品業界は新商品を開発し続ける。
体に良い悪いなんて関係なく、“クセになる味”を脳と舌に植えつける。
止まらないお菓子のカモとなってしまったら最後、食べずにはいられないスパイラルから
抜けられなくなるのだから。

それは、アトピー患者と薬の関係に似ていると思う。
医師と製薬会社は知っている。その薬では治らない、間違った使い方をしていると。
でも、患者は、それしか対処法がないと思い込んでいる。

商売のため業界発展のため、国も見てみぬふりだ。
どれだけ人の人生を狂わせてるかも知らずに。
これと同じ悲劇だと、過食をやめられない彼女たちの姿が重なる。

いろんな事に挑戦できる若い時期に、一番やりたいことが「痩せたい」というのは、
なんだか寂しい国のような気がする。

痩せてる人間には分かんない悩みだよ!って言われちゃえばそれまでだけどさ。

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